DJI NEO

DJI Neoのボイスコントロール・ボイスコマンドについて。

minagiman

この記事DJIの最新技術「DJI NEO」のボイスコントロール機能についてのご紹介です。この機能により、ドローン操作がさらに直感的かつスマートになりました。音声だけで高度な操作を可能にし、ハンズフリーでの撮影や飛行体験を楽しむことができます。従来のリモートコントローラーやスマートフォンアプリに加えて、声でドローンを自在にコントロールできる時代が到来しました。

はじめに

DJI Neoは様々なドローンアクションがあり、声で操作することができます。

注意点として2つあります。

・DJI Neoのファームウェアを最新にする

・声はスマホのアプリで認識する

・ボイス操作は英語のみ

ファームウェアは最新にしないと、ボイスコントロールできませんのでDJI FLYのアプリと接続して最新にしてください。

また、ドローン自体に声の認識機能はありません。スマホに喋りかけることになります。

ボイスコマンド一覧

Follow

「Follow」は、ドローンが自動的に離陸し、指定された被写体を追尾しながら撮影を開始するモードです。このモードでは、ドローンが被写体に追従するように動き続け、被写体の動きに合わせてカメラが自動的に向きを変えます。例えば、歩いている人や自転車に乗っている人を追いかけて撮影する場合に便利です。

Dronie

「Dronie」は、ドローンが離陸し、後退しながら徐々に上昇していくモードです。このモードは、被写体から離れながら背景全体を捉える映像を撮影するのに適しています。例えば、山や海のような広大な風景を背景にして、被写体が小さく遠ざかっていく壮大なショットを撮ることができます。

Circle

「Circle」モードは、ドローンが被写体を中心にして円を描くように飛行しながら撮影を行います。このモードでは、ドローンが一定の距離と高度を保ちながら、被写体を360度の視点から捉えることができます。例えば、風景や建物などを中心にして、立体感のある映像を撮影するのに適しています。

Rocket

「Rocket」モードは、ドローンが垂直に急上昇する動作を行い、その後、上昇し終わった後に下降するモードです。被写体の真上から下方へ向けての映像を撮影する際に有効で、例えば、被写体が上に伸びていくような視覚的効果を生み出します。

Spotlight

「Spotlight」モードは、ドローンが離陸し、被写体を常にカメラの中心に捉えた状態で飛行するモードです。このモードでは、ドローンは被写体を追尾するわけではなく、被写体がどこに動いてもカメラが自動的にその方向に向き、被写体をフレームの中央に維持します。アクティブな動きをする被写体を撮影するのに便利です。

Close Follow

「Close Follow」は、ドローンが被写体に非常に近接した状態でホバリングしながら、その動きに合わせてカメラが追尾するモードです。被写体の詳細や細かな動きをしっかりと捉えることができるため、アクションシーンや動きの多い被写体を撮影するのに最適です。

4 meter Dronie

「4 meter Dronie」は、ドローンが被写体から4メートル離れた状態でドローニーモードを開始する設定です。通常のDronieモードよりも、やや近距離からの遠ざかるショットを撮影できます。被写体の存在感を維持しつつ、背景を広く映すことが可能です。

2 meter Circle

「2 meter Circle」は、ドローンが被写体から2メートルの距離で円を描くように飛行するモードです。非常に近距離で被写体の周囲を旋回することで、被写体を強調した撮影が可能です。動きの少ない被写体や、ディテールを強調したいシーンで活用できます。

6 meter Rocket

「6 meter Rocket」は、ドローンが6メートル上昇した地点からロケットモードを開始し、その後、急上昇していく動作を行います。このモードは、被写体から一定の距離を取った後に高度を一気に上げるため、広大な空間での映像や大きなスケールの風景を捉えることに適しています。

Closer

「Closer」というコマンドは、ドローンを被写体に近づける指示を行う音声コマンドです。例えば、被写体を大きく映したい場合や、ディテールをより細かく撮影したい場合に使用します。

Farther

「Farther」は、ドローンを被写体から遠ざける指示を行う音声コマンドです。背景全体を広く撮影したい時や、被写体を小さく捉えた遠景映像を撮る時に有効です。

Higher

「Higher」は、ドローンを上昇させる音声コマンドです。高度を上げて、より広い範囲を俯瞰したい場合に使用されます。

Lower

「Lower」は、ドローンを下降させる音声コマンドです。被写体に近づきたい場合や、低い高度からの映像を撮影したい時に役立ちます。

Land

「Land」は、ドローンをその場で安全に着陸させる音声コマンドです。ドローンを安全に地上へ降ろす時に使います。

Brake

「Brake」は、ドローンがその場で緊急停止する指示を行う音声コマンドです。例えば、障害物が近づいた時や緊急の際に使用して、ドローンの動きを止めることができます。

Stop

「Stop」は、ドローンが現在行っている動作を中断し、その場でホバリング(空中で停止)する指示を行う音声コマンドです。

まとめ

ハンズフリーでの操作が可能になることで、撮影や飛行の幅が広がり、プロフェッショナルから初心者まで、誰もが簡単にドローンを操作できるようになります。

手軽に買えて操縦できるNeoは初心者の最初の1台としてとてもおすすめなので、ぜひ体験してみてください。

ABOUT ME
DJI博士
DJI博士
DJI製品をこよなく愛した者
DJI製品を7年以上使用しています。ドローンだけではなく、DJIのアクションカメラやポケット製品も使っており、機材はすべてDJI製品を使用しています。
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