DJI Power 140W GaN 充電器で充電器は1つにまとめられる?できること・注意点を整理
2026年7月29日に発売された「DJI Power 140W GaN 充電器」は、DJIが出したUSB充電器です。USB-C×2とUSB-A×1の3ポートで、最大140W。価格は本体のみで8,910円、専用ケーブル付きのコンボが9,900円です。
ドローンやカメラを持って出かけると、機体のバッテリー、送信機、スマホ、ノートPCと、充電するものがどんどん増えていきます。この充電器で「充電器を1つにまとめられるのか」という視点で、できることと注意点を整理しました。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ポート | USB-C×2、USB-A×1 |
| USB-C最大出力 | 140W(PD 3.1対応) |
| USB-A最大出力 | 33W |
| 合計最大出力 | 140W |
| サイズ・重量 | 約68.3×32.2×64mm・約245g |
| プラグ | 折りたたみ式 |
| 価格(税込) | 本体8,910円/ケーブル付きコンボ9,900円 |
この充電器でできること
ノートPCまで1台でまかなえる
USB-Cは1ポートで最大140W、規格はPD 3.1に対応しています。140Wあれば、大きめのノートPCでも高速に充電できます。撮影旅行で、PCの純正充電器とドローン用の充電器を両方持ち歩いていた人は、これ1つに置き換えられる可能性があります。
3台を同時に充電できる
3つのポートを同時に使うと、つないだ機器や組み合わせに応じて出力が自動で振り分けられます。DJIの説明では、DJIの機器が接続されているとそちらを優先して給電する仕組みになっています。ドローンの送信機やOsmoシリーズとスマホを一緒につないだとき、撮影機材の充電を優先してくれるのは、時間の限られた遠征では便利です。
専用ケーブルで充電状況が見える
コンボに付属する「DJI Power 7A USB-C デジタルディスプレイケーブル」は、ケーブル自体に小さな画面が付いていて、充電中の電力・電圧・電流をリアルタイムで表示します。ちゃんと急速充電できているのか、ケーブルや機器のせいで遅くなっていないのかがひと目で分かります。ケーブル単体は1mが1,650円です。
買う前に知っておきたい注意点
本体のみのモデルにはケーブルが付かない
8,910円の本体のみのモデルは、ケーブルが付属しません。140Wでノートパソコンを充電したい場合は、140W以上に対応したUSB-Cケーブルが別に必要です。手持ちのケーブルが60Wや100W止まりだと、そこが上限になります。迷っているなら、差額990円でケーブル付きのコンボを選んだほうが確実です。
140Wは「1ポートだけ使ったとき」の数字
合計の最大出力も140Wなので、複数の機器をつなぐと1台あたりの出力は下がります。ノートPCを140Wで充電しながら、同時にほかの機器も最大速度で、ということはできません。急ぎで充電したい機器があるときは、それだけをつなぐのがいちばん速いです。
140Wが出るのは涼しい環境
公式には、最大140Wの出力は周囲温度0〜25℃の条件での数値とされています。夏の車内や暑い屋外では、本体の温度を守るために出力が抑えられることがあります。真夏に最大速度を期待しすぎないほうがいいでしょう。
海外で使うなら変換プラグを
入力は100〜240Vに対応しているので、海外でも変圧器なしで使えます。ただしプラグの形は国によって違うので、別売りの「DJI Power Travel Adapter Kit」(2,200円)や市販の変換プラグを用意しておきましょう。
どんな人に向いているか
- ドローンやカメラと一緒にノートPCも持ち歩く
- 遠征や旅行で、充電器の数を減らしたい
- 送信機・カメラ・スマホを一晩でまとめて充電したい
- 急速充電がちゃんと効いているか数字で確認したい
逆に、スマホとOsmoを1台ずつ充電できれば十分という人には、140Wはオーバースペックです。もっと小さく安い充電器で困ることはありません。
まとめ
DJI Power 140W GaN 充電器は、ノートPCまで含めた撮影機材一式の充電を1つにまとめたい人向けの充電器です。ケーブル付きのコンボを選ぶこと、140Wは1ポート使用時・涼しい環境での数字だということ。この2点を押さえておけば、遠征の荷物はかなり軽くなります。
寒い時期のバッテリーの扱い方は、冬にDJIのドローン・カメラを使うときのバッテリー対策もあわせてどうぞ。
