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DJI Osmo Action 6を徹底レビュー|可変絞り搭載で何が変わった?Action 5 Proとの違い

minagiman

2025年11月18日に発売された「DJI Osmo Action 6」は、アクションカメラとしては世界初となる可変絞りを搭載したモデルです。センサーも1/1.1インチに大型化し、シリーズとしてはかなり踏み込んだ世代交代になりました。

とはいえ、前モデルのOsmo Action 5 Proも完成度が高く、発売から時間が経って実売価格も下がっています。「今から買うならどっち?」「5 Proから買い替える価値はある?」という疑問に答えられるよう、両モデルの違いを具体的に整理していきます。

Osmo Action 6の基本スペック

まずはAction 6がどんなカメラなのか、主要なスペックから押さえておきます。

センサー1/1.1インチ CMOS(スクエアセンサー)
絞りf/2.0〜f/4.0 可変絞り
画角155°
最高解像度8K/30fps(7680×4320)
スローモーション4K/120fps、1080p/240fps
静止画約38MP(7168×5376)
最大ビットレート120Mbps
画面前面1.46インチ/背面2.5インチ(ピーク1000cd/㎡)
バッテリー1950mAh(最長240分)
防水本体20m/防水ケース装着で60m
サイズ・重量72.8×47.2×33.1mm・149g
発売日2025年11月18日

価格(発表時・税込)

  • スタンダードコンボ:61,270円
  • アドベンチャーコンボ:77,440円

アドベンチャーコンボにはエクストリームバッテリーPlusが2本と延長ロッドなどが追加されます。1日中撮り続けるような使い方をするなら、こちらを選んでおくと安心です。

Action 5 Proとの違いを3つに絞ると

細かい数字を並べる前に、実際の撮影で効いてくる違いを3つに絞って先に挙げておきます。

1. 可変絞り(f/2.0〜f/4.0)

これがAction 6最大のトピックです。Action 5 Proはf/2.8の固定絞りでしたが、Action 6は機械式の絞り羽根で明るさを物理的にコントロールできます。

何が嬉しいかというと、晴天の屋外でシャッタースピードを下げられる点です。アクションカメラで日中に撮ると、明るすぎてシャッタースピードが上がり、映像がパラパラした質感になりがちでした。NDフィルターを付けて解決していた部分が、本体側の絞りで対応できるようになったわけです。

逆に暗い場所ではf/2.0まで開けられるので、夜間撮影にも有利です。

2. センサーが1/1.3インチ→1/1.1インチに大型化

センサーサイズが一回り大きくなり、1画素あたりの受光量も増えています。可変絞りと合わせて、暗所性能は素直に上がっていると考えていい部分です。

また「スクエアセンサー」を採用しているため、16:9・4:3・9:16のどの比率でも画角を無駄にせず切り出せます。YouTube用の横長とショート用の縦長を同じ素材から作りたい人には効いてきます。

3. 8K撮影に対応

Action 5 Proは4Kまででしたが、Action 6は8K/30fpsに対応しました。実際に8Kで納品する機会は少ないと思いますが、4K編集時にトリミングやリフレーミングの余裕が生まれるのが実用上のメリットです。

Osmo Action 6とAction 5 Proのスペック比較

項目Osmo Action 6Osmo Action 5 Pro
センサー1/1.1インチ1/1.3インチ
絞りf/2.0〜f/4.0(可変)f/2.8(固定)
最短撮影距離0.2m(f/4.0時)0.35m
最高解像度8K/30fps4K/120fps
静止画約38MP約40MP
内蔵ストレージなし(microSD)47GB
前面画面1.46インチ1.46インチ
背面画面2.5インチ(ピーク1000cd/㎡)2.5インチ(最大800cd/㎡)
バッテリー1950mAh/240分1950mAh/240分
防水20m(ケースで60m)20m(ケースで60m)
重量149g146g

表にすると分かりますが、バッテリー・防水性能・重量はほぼ据え置きです。進化しているのは「レンズとセンサーまわり」に集中していて、ボディとしての使い勝手は5 Proの完成度をそのまま引き継いだ形になっています。

逆に、5 Proにあった47GBの内蔵ストレージがAction 6ではなくなっている点は注意が必要です。microSDカードの用意が前提になります。

Action 6を選ぶべき人/5 Proで十分な人

Action 6がおすすめな人

  • 夜景や室内など、暗い場所での撮影が多い
  • 晴天下でシャッタースピードを落とした自然な動きの映像を撮りたい
  • 横長と縦長の両方を同じ素材から作りたい
  • NDフィルターの付け外しが面倒に感じている
  • 4K編集でトリミングの余裕が欲しい

5 Proで十分な人

  • 昼間のアウトドアがメインで、4K/60fpsが撮れれば足りる
  • 価格を抑えたい(Action 6発売後、5 Proは実売価格が下がっています)
  • 内蔵ストレージがある方が気楽
  • すでに5 Proを持っていて、不満を感じていない

5 Proの詳細はDJI Osmo Action 5 Proを徹底レビューでまとめているので、そちらも判断材料にしてみてください。

買う前に確認しておきたいこと

microSDカードは別途用意する

前述のとおりAction 6には内蔵ストレージがありません。8Kや4K/120fpsで撮るなら、書き込み速度に余裕のあるカードを選んでおきましょう。DJIが推奨モデルとして挙げているのは、Lexar Professional SILVER PLUSやKingston CANVAS GO! Plusなどの、U3 / A2 / V30規格に対応したmicroSDXCカードです(最大1TBまで対応)。

可変絞りは「使えば効く」機能

オートのままでも状況に応じて絞り値が選ばれますが、この機能の本領は手動でコントロールしたときに出ます。せっかくAction 6を買うなら、絞りの意味を一度理解しておくと満足度がかなり変わります。

コンボの選び方

スタンダードとアドベンチャーの差は約16,000円ですが、中身はバッテリー1本と延長ロッドなどのアクセサリーです。バッテリーを後から単品で買い足すことを考えると、最初からアドベンチャーを選んだ方が結果的に安く済むケースもあります。

まとめ

Osmo Action 6は、アクションカメラの弱点だった「明るさのコントロール」に正面から手を入れたモデルです。可変絞りとセンサー大型化という中身の進化が中心で、見た目や基本の使い勝手は5 Proから大きく変わっていません。

暗所や逆光の多い環境で撮る人、映像の質感にこだわりたい人にはしっかり意味のあるアップデートです。一方で昼間のアクティビティ撮影が中心なら、値下がりした5 Proのコスパも依然として魅力的だと思います。

発売前に書いたOsmo Action 6の予想記事と読み比べてみると、実際にどこが当たってどこが想像を超えてきたのかが見えて面白いかもしれません。

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DJI博士
DJI博士
DJI製品をこよなく愛した者
DJI製品を7年以上使用しています。ドローンだけではなく、DJIのアクションカメラやポケット製品も使っており、機材はすべてDJI製品を使用しています。
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