DJI Neoを最速レビュー!3万円台で買える初心者に超おすすめな高性能ドローンが登場!
今回は新しく発売されたDJI Neoは、手軽に高品質な映像を撮影できるコンパクトなドローンとして登場しました。販売価格はNeo単品が税込33,000円、Fly More Comboが税込57,200円というお手頃価格で、初心者から経験者まで幅広い層におすすめできる製品です。
最大飛行時間はバッテリー1本あたり約18分で、4K/30fpsの動画を40分ほど内部ストレージに保存できます。このドローンは22GBの内蔵ストレージを搭載しており、SDカードを使用しない設計です。また、わずか135gという軽量ながら、耐風性能は8m/sまで対応しており、風の強い環境でも安定した飛行が可能です。これは普段使いのドローンとして十分なスペックといえるでしょう。
1. 価格と基本性能:手頃な価格で高機能
DJI Neoの販売価格は、単品で税込33,000円、Fly More Comboでは税込57,200円です。この価格設定は、ドローン初心者やVloggerを対象にした手頃な価格帯でありながら、高い性能を持っています。特にFly More Comboは、追加のバッテリーやアクセサリーが同梱されており、長時間の撮影を楽しみたい方にとってコストパフォーマンスが優れています。
飛行時間とストレージ
DJI Neoは、バッテリー1本あたり最大で約18分間の飛行が可能です。これは4K/30fpsの動画撮影で約40分間の録画をサポートする22GBの内蔵ストレージを搭載しており、SDカードを使わずにデータを保存できます。この点は、ドローンを持ち歩いて頻繁に撮影するユーザーにとって非常に便利な機能です。
耐風性能と軽量設計
Neoの重量はわずか135gと、非常に軽量で持ち運びが容易です。それにも関わらず、8m/sの風にも耐えられるという高い耐風性能を持っています。この数値は、風の強い日でも安定した飛行を実現することを意味しており、例えば、外出先での撮影やアウトドアでの利用にも最適です。
2. 重量と法的要件:100g以上のドローン運用に関する注意点
DJI Neoは135gのため、国内での屋外飛行には国土交通省への機体登録が必要です。加えて、特定飛行を行う場合には飛行許可を取得する必要があります。NeoにはリモートIDが標準搭載されているため、登録や飛行申請は比較的簡単に行えますが、ドローン初心者にとっては少し手間がかかるかもしれません。
登録手続きの流れ
機体登録はオンラインで行うことができ、飛行申請もWebを通じて申請可能です。特定飛行に関しては、例えば都市部や人が集まる場所での飛行には特別な許可が必要です。これらの手続きについては別記事で詳しく解説予定ですが、DJI Neoを使いたい方は、まずは登録手続きをしっかりと済ませておくことをおすすめします。
3. 驚異的なカメラ性能:コンパクトなのに優れた撮影機能
DJI Neoは、1/2インチのCMOSセンサーを搭載しており、これはMavic Air 2と同等の性能を持っています。レンズのFOVは117°で、広範囲をカバーしながらも細かいディテールを捉えることができます。静止画は12MPのJPEG形式で撮影でき、スマートフォンで見るには十分な画質です。これにより、VloggerやSNS投稿向けの映像や写真を簡単に撮影することが可能です。
4K/30fps対応のビデオ撮影
Neoは、4K/30fpsの高解像度動画撮影に対応しています。フレームレートの選択肢も1080pで30fps、50fps、60fpsと幅広く、さまざまな撮影シーンに適応します。このスペックは、小型ドローンとしては非常に優れており、手軽に高品質な映像を収めたいユーザーには最適です。
手ブレ補正と撮影モード
さらに、DJIの電子手ブレ補正技術「RockSteady」と「HorizonBalancing」を搭載しており、滑らかで安定した映像が得られます。これにより、例えば自転車に乗りながらの撮影や、アウトドアでのアクティブなシーンでもプロ並みの映像を簡単に撮ることができます。
4. Fly More Combo
Fly More Comboには、追加のバッテリーやプロペラガード、充電ハブなどが含まれており、長時間の撮影や複数回の飛行を行う際に非常に便利です。特に充電ハブは、バッテリーの残量を一目で確認できるLEDインジケーターを搭載しており、複数のバッテリーを効率的に管理することができます。また、充電ハブはモバイルバッテリーとしても使用できるため、外出先でのバッテリー切れにも対応可能です。
5. 実際に飛行してみた
DJI Neoを実際に飛ばしてみると、その操作性の良さと安定性に驚かされます。特にWi-Fiモードでスマートフォンと接続し、DJI Flyアプリを使用して操作する場合、非常にスムーズな飛行が可能です。ホバリング中も安定しており、風の影響を受けることなく安定した映像が撮影できます。
手軽な操作で誰でも使える
Neoは、初心者向けに設計されており、複雑な操作を必要としません。特に、フォローモードや自動飛行モードを使うことで、ドローン初心者でも簡単にプロフェッショナルな映像を撮影できます。また、狭い室内でもスムーズに飛行できるため、インドアでの撮影にも向いています。
6. 自由度の高い操作オプション
DJI Neoは、さまざまな操作方法に対応しており、ユーザーのニーズに合わせた柔軟な飛行体験が可能です。例えば、DJI Flyアプリを使ってスマートフォンでの操作はもちろん、RC MotionやDJI Gogglesを使った本格的な飛行も楽しめます。これにより、操作の幅が広がり、さまざまなシチュエーションでの利用が可能です。
音声操作も可能
さらに、Neoは音声操作にも対応しており、手を使わずに飛行や撮影の指示を出すことができます。この機能は、両手が塞がっているシチュエーションや、複雑な操作が必要なシーンで特に便利です。
7. 多彩なインテリジェント撮影モード
DJI Neoは、6つのインテリジェント撮影モードを搭載しており、さまざまな撮影シーンでクリエイティブな映像を簡単に作成できます。以下のような撮影モードを活用することで、プロフェッショナルな映像が誰でも撮影可能です。
- ドローニー:ドローンが後方に上昇しながら被写体を撮影。特にセルフィーや風景撮影に最適。
- サークル:被写体の周りを360°旋回して撮影。動的なシーンを捉えたいときに便利。
- ロケット:カメラを下向きに固定し、垂直に上昇。特に高低差のある風景を撮影する際に効果的。
- スポットライト:被写体をフレーム内に捉え続けながら、向きを変えて撮影。動きのあるシーンに最適。
- ヘリックス:螺旋状に飛行しながら被写体を撮影。シーンに奥行きを持たせたい場合におすすめ。
- ブーメラン:被写体の周りを楕円形に飛行しながら撮影。ドラマチックなシーン作りに適しています。
8. DJI Neoの長所と短所
長所
- 手軽な価格設定:Neoは33,000円という手頃な価格でありながら、充実した機能を備えています。
- 軽量で持ち運びが便利:135gという軽さで、どこにでも持ち運びが可能です。
- 高度な撮影モード:多彩な撮影モードを搭載しており、初心者でも簡単にプロ並みの映像が撮影可能です。
- 強力な手ブレ補正:DJI独自の手ブレ補正技術により、滑らかな映像が得られます。
短所
- 短い飛行時間:バッテリー1本あたり18分の飛行時間は、近年のドローンとしては少し短めです。
- SDカード非対応:内部ストレージが22GBのみで、SDカードを使用できないため、長時間の撮影には制限があります。
- 限られたカメラ設定:RAW形式やD-logに対応していないため、撮影にこだわるユーザーには物足りないかもしれません。
9. DJI Neoは誰におすすめか?
DJI Neoは、以下のようなユーザーに特におすすめです。
- ドローン初心者:初めてのドローンとして、手軽に扱えるNeoは最適です。
- Vlog撮影者:自撮りや日常の映像撮影を簡単に楽しみたい方にぴったりです。
- コンパクトなドローンを探している人:軽量で持ち運びしやすく、室内外問わず利用できるため、旅行にも最適です。
- エントリーレベルのFPVドローンとして:FPVゴーグルとの連携で、初心者でも簡単にFPV飛行が楽しめます。
スペック表
機体 | 機体 | 機体 |
機体 | サイズ | 130×157×48.5 mm(長さ×幅×高さ) |
機体 | 最大水平速度(海抜付近、無風) | 6 m/s(ノーマルモード) 8 m/s(スポーツモード) 16 m/s(マニュアル モード) |
機体 | 最大飛行時間 | 約18分(プロペラガード装着時は約17分) 各バッテリーごとに、ドローンは手のひらから少なくとも20回の離着陸を連続して実行し、撮影できます。 |
機体 | 最大風圧抵抗 | 8 m/s(スケール 4) |
機体 | 全球測位衛星システム (GNSS) | GLONASS + GPS + Galileo + BeiDou |
機体 | 内部ストレージ | 22 GB |
機体 | 推奨microSDカード | 外部SDカードによるストレージの拡張には対応していません。 |
機体 | 検知タイプ | 下方ビジュアルポジショニング |
機体 | 下方 | 高精度ホバリング範囲:0.5〜10 m |
機体 | 検知動作環境 | 下方:20%を超える拡散反射率を持ち、非反射性の識別可能な表面(壁、木、人など) 十分な明るさのある環境(照度 > 15ルクス、通常の室内照明条件) |
カメラ | イメージセンサー | 1/2インチ イメージセンサー |
カメラ | レンズ | FOV:117.6° 焦点距離(35mm判換算):13 mm 絞り:f/2.8 フォーカス調整:0.6 m〜∞ |
カメラ | ISO感度 | 100~6400(オート)(マニュアル) |
カメラ | シャッター速度 | 動画:1/8000〜1/30秒 写真:1/8000〜1/10秒 |
カメラ | 最大静止画サイズ | 12 MP写真 4000×3000 (4∶3) 4000×2256 (16∶9) |
カメラ | 静止画モード | シングル/タイマー撮影 |
カメラ | 写真フォーマット | JPEG |
カメラ | 動画解像度 | EISオフ: 4K (4:3):3840×2880@30fps 1080p (4:3):1440×1080@60/50/30fps EISオン: 4K (16:9):3840×2160@30fps 1080p (16:9):1920×1080@60/50/30fps |
カメラ | EIS(電子式映像ブレ補正) | RockSteady安定化機能、HorizonBalancing、安定化機能オフに対応しています。 16:9のアスペクト比を使用する場合は、RockSteadyまたはHorizonBalancingのみを有効にできます。 4:3のアスペクト比では安定化機能は使用できません。安定化機能がオフの場合、撮影された映像はGyroflowによるオフライン安定化機能に対応しています。 |
カメラ | 動画フォーマット | MP4 |
カメラ | 最大動画ビットレート | 75Mbps |
カメラ | カラーモード | ノーマル |
ジンバル | 安定化機能 | 1軸メカニカルジンバル(チルト) |
ジンバル | 操作可能範囲 | チルト軸:-90°~60° |
映像伝送 | 映像伝送システム | O4 |
映像伝送 | ライブビュー品質 | DJI RC-N3送信機を使用した場合:最大1080p/30fps DJI Goggles 3およびDJI RC Motion 3/DJI FPV送信機3を使用した場合:最大1080p/60fps |
映像伝送 | 動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz 日本国内は2.4 GHz帯のみ利用可能 |
映像伝送 | 最大伝送距離(障害物、電波干渉のない場合) | MIC(日本):6 km データは、干渉と障害物のない屋外環境で測定した値で、各基準下での復路のない片道飛行で最も遠い通信範囲を示しています。 |
映像伝送 | 最大動画ビットレート | 50Mbps |
映像伝送 | アンテナ | アンテナ×2、1T2R |
Wi-Fi: | 動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz (日本国内は2.4 GHz帯のみ利用可能) |
バッテリー | 容量 | 1435 mAh |
バッテリー | 重量 | 約45 g |
DJI RC-N3 送信機 | 最大動作時間 | モバイル端末を1台も充電していない場合:3.5時間 モバイル端末充電時:1.5時間 |
DJI RC-N3 送信機 | 充電時間 | 2時間 |
DJI RC-N3 送信機 | 重量 | 約320 g |
DJI RC-N3 送信機 | サイズ | 104.2×150×45.2 mm(長さ×幅×高さ) |
充電関連 | 推奨充電器 | DJI 65W ポータブル充電器<br> USB PD規格対応 充電器 |
充電関連 | 充電タイプ | 3つのバッテリーを同時に充電 同時に充電できるバッテリーの数は、使用する充電器の電力によって異なります。45Wを超える充電器を使用すると、3つのバッテリーを同時に充電することができますが、 45W未満の充電器を使用すると、2つのバッテリーしか同時に充電することができません。充電器がサポートしている充電プロトコルを参照してください。 |
まとめ
DJI Neoは、その手軽さと高い性能から、ドローンを初めて使う方や、気軽に映像撮影を楽しみたい方にとって理想的な選択肢です。軽量で持ち運びやすく、多機能なため、様々なシーンでの撮影に対応できます。