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DJI Pocket 2とOsmo Pocket 3を徹底比較!どちらにもメリットがあります!

minagiman

DJIのPocketシリーズは、その小型軽量なデザインと高性能なカメラ機能で、Vlogや旅行撮影に最適なツールとして多くのファンを獲得しています。特に、DJI Pocket 2とOsmo Pocket 3の違いを知りたいという声が多く寄せられています。本記事では、これらの2モデルを徹底的に比較し、それぞれの特徴や性能、利便性を詳しく解説します。どちらのカメラがあなたのニーズに最適か参考にしてください。

DJI Pocket 2の特徴

コンパクトで軽量なデザイン

DJI Pocket 2の最大の特徴は、その軽量でポケットに収まるコンパクトさです。重量はわずか117gで、手軽に持ち運びができ、片手で簡単に操作することができます。この軽さは、長時間の撮影や旅行中において非常に便利で、機動力が求められるシーンで特に威力を発揮します。Osmo Pocket 3と比較して62gも軽く、持ち運びの容易さという点では大きなアドバンテージです。

Pocket 2のコンパクトさは、撮影の自由度を広げるとともに、どこにでも持ち運べる便利さを提供します。特に、Vlogや旅行先での撮影では、軽さと機動性が重要です。Pocket 2は、この点で他のカメラと比較しても優れており、毎日の撮影パートナーとして最適です。

高解像度の写真と映像

Pocket 2には、64MPの高解像度カメラが搭載されており、鮮明な写真や映像を撮影することが可能です。この高解像度は、撮影後に一部をトリミングしたり、ズームしたりしても画質が劣化しにくいというメリットがあります。例えば、風景や建築物の撮影において、細部までクリアに表現することができるため、撮影後の編集でも自由度が高いです。

さらに、3軸手ブレ補正機能が搭載されているため、手持ち撮影でもブレを最小限に抑え、安定した映像を提供します。これにより、歩きながらの撮影や、動きの多いシーンでも安心して撮影が可能です。Pocket 2は、そのコンパクトさと高解像度のカメラにより、プロフェッショナルな映像制作にも十分対応できるツールとなっています。

優れたコストパフォーマンス

DJI Pocket 2のもう一つの大きな魅力は、その優れたコストパフォーマンスです。Pocket 2は、Osmo Pocket 3と比較して約半額で購入できるため、予算に制約があるユーザーや、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。性能が良い上に価格も手頃であるため、初めてのVlogカメラとしても最適です。

特に、価格と性能のバランスを考慮すると、Pocket 2は非常にコストパフォーマンスが高い製品です。4K映像の撮影や高解像度の静止画撮影が可能でありながら、リーズナブルな価格設定がなされているため、プロからアマチュアまで幅広いユーザーに支持されています。

Osmo Pocket 3の特徴

大型センサーと高感度性能

Osmo Pocket 3は、1インチのCMOSセンサーを搭載しており、これにより低ノイズの夜間撮影や、明暗差が激しい環境でのハイダイナミックレンジ撮影が可能です。この大型センサーは、より多くの光を取り込むことができ、暗所での撮影や細部のディテールを必要とするシーンで特に効果を発揮します。

4K/120fpsのスローモーション撮影にも対応しており、アクションシーンやスロー効果を取り入れた映像制作において、その性能を存分に発揮します。このような高性能なセンサーは、映像の質を追求するプロフェッショナルや、映像表現にこだわりたいクリエイターにとって非常に魅力的です。

Osmo Pocket 3は、明暗差の激しい環境でも豊かな階調表現が可能であり、HDR撮影にも対応しています。このため、風景撮影や都市の夜景撮影など、さまざまなシーンで活躍することができます。また、センサーの大型化により、背景を美しくボケさせることができ、ポートレート撮影にも適しています。

2インチ回転式タッチスクリーン

Osmo Pocket 3には、2インチのOLED回転式タッチスクリーンが搭載されており、縦向きや横向き撮影に対応しています。このディスプレイは、Pocket 2のディスプレイよりも大きく、より鮮明に被写体を確認できるため、撮影時の構図決めや設定の確認がしやすくなりました。また、タッチスクリーンは直感的に操作できるため、撮影中のストレスが軽減され、よりスムーズな撮影体験を提供します。

画面の回転機能により、縦向きと横向きの撮影をシームレスに切り替えることができ、SNSやストーリーモードに最適な縦動画の撮影も簡単に行えます。また、画面を回転することで、電源のオンオフも素早く行えるため、撮影の立ち上がりもスピーディーです。

この大型スクリーンは、細かいディテールを確認しやすく、また設定画面も見やすいため、カメラ初心者でも扱いやすい設計となっています。特に、撮影中に被写体をタップすることで、自動的にトラッキングを開始する機能が追加されており、動きのある被写体を確実に捉えることが可能です。

Wi-Fiモジュール内蔵による利便性

Osmo Pocket 3には、Wi-Fiモジュールが内蔵されており、スマートフォンに直接接続することができます。これにより、Pocket 2で必要だった「Do-It-Allハンドル」を使用する手間が省け、SNSへの即時アップロードやファームウェアのアップデートがスムーズに行えるようになりました。

旅行中や外出先で撮影した映像をすぐにシェアしたい場合、Wi-Fi接続が可能なOsmo Pocket 3は非常に便利です。また、ファームウェアの更新もワイヤレスで簡単に行えるため、常に最新の機能を利用することができます。この利便性は、現代のコンテンツクリエイターにとって非常に重要な要素です。

Osmo Pocket 3の接続性の向上は、クリエイターがより柔軟に撮影を行える環境を提供します。例えば、撮影中にスマートフォンをモニターとして使用したり、即座に編集作業に取りかかることが可能です。このように、クリエイターのワークフローを効率化するための機能が充実している点も、Osmo Pocket 3の大きな魅力です。

DJI Pocket 2とOsmo Pocket 3の主な違い

カメラ性能の違い

Osmo Pocket 3のセンサーは、Pocket 2の1/1.7インチから1インチにアップグレードされています。これにより、より高感度での撮影が可能になり、暗所や明暗差のある環境での撮影が得意になっています。また、4K/120fpsでのスローモーション撮影にも対応しており、映像の表現力が大幅に向上しています。

一方、Pocket 2は、よりコンパクトで軽量な設計でありながら、64MPの高解像度カメラを搭載しています。静止画の解像度においてはPocket 2の方が優れているため、写真をメインに撮影するユーザーにはPocket 2が適しているかもしれません。しかし、映像のクオリティや多機能性を重視するなら、Osmo Pocket 3が優れています。

Osmo Pocket 3はまた、HDR撮影や高感度撮影でのノイズリダクションが向上しており、映像制作において細部にまでこだわるユーザーにとって大きな魅力となります。また、カラーグレーディングやポストプロダクションを行う際にも、より多くの情報を保持した映像を提供できるため、プロフェッショナルな映像制作にも耐えうる性能を持っています。

ディスプレイと操作性の向上

Osmo Pocket 3の2インチOLEDディスプレイは、Pocket 2の1.08インチLCDよりも大きく、明るく、見やすさが格段に向上しています。この回転式ディスプレイにより、縦向きや横向きの撮影を簡単に切り替えることができ、より多様な撮影スタイルに対応可能です。また、トラッキング機能もActiveTrack 6.0に進化しており、被写体をより正確に追跡できるようになりました。

Pocket 2のディスプレイは小型でありながらも、撮影時の基本的な情報を表示するのに十分です。しかし、大型ディスプレイが必要で、細部を確認しながら撮影したい場合は、Osmo Pocket 3が優れています。また、タッチスクリーンの操作性も向上しており、メニューのナビゲーションや設定変更が直感的に行えるため、撮影中のストレスを軽減します。

Osmo Pocket 3のディスプレイは、光の反射を抑えるコーティングが施されており、屋外でも見やすい設計になっています。このため、野外での撮影時にも快適に使用することができます。また、ディスプレイの解像度も向上しており、細部の確認やフォーカスの精度を上げることが可能です。

接続性と利便性

Pocket 2では、Wi-Fi接続やスマートフォンとの連携に「Do-It-Allハンドル」が必要でしたが、Osmo Pocket 3では内蔵Wi-Fiモジュールにより、これが不要になりました。これにより、手軽にSNSに動画をアップロードできるだけでなく、ファームウェアのアップデートもスムーズに行えます。

この違いは、特に旅行や外出先で頻繁に撮影を行うユーザーにとって大きな利点です。Pocket 2でもWi-Fi接続が可能ですが、別売りのアクセサリーが必要であるため、手軽さという点ではOsmo Pocket 3が勝っています。また、Osmo Pocket 3はBluetooth 5.2にも対応しており、スマートフォンとのペアリングも迅速に行えます。

Osmo Pocket 3の利便性は、撮影の自由度を大幅に向上させます。例えば、撮影中にスマートフォンをライブモニターとして使用したり、リモート操作を行うことができるため、複雑なシーンや離れた場所からの撮影にも対応できます。また、ファームウェアの更新が簡単に行えるため、新機能の追加やバグ修正が迅速に行われ、常に最新の状態でカメラを使用することができます。

インテリジェント機能の比較

ActiveTrack 6.0とトラッキング機能

Osmo Pocket 3では、ActiveTrackが6.0に進化し、メカニカルジンバルとトラッキングアルゴリズムが見事に調和しています。これにより、デバイスの持ち方やカメラの動きに左右されず、カメラビューはスムーズに安定しながら動きます。被写体にフォーカスを合わせた状態でフレームの中心に捉え続けることができるため、動きの多いシーンでもブレのない映像を撮影できます。

Pocket 2にもトラッキング機能はありますが、Osmo Pocket 3のActiveTrack 6.0は、より高精度で、被写体の追跡がより確実に行えるようになっています。例えば、スポーツシーンやペットの撮影など、動きの速い被写体を撮影する際に、その効果が特に発揮されます。

Osmo Pocket 3のトラッキング機能は、顔認識や物体追跡にも対応しており、Vlog撮影やインタビューの際にも非常に役立ちます。特に、自撮りモードでの使用時には、自動的に顔を追跡し、常に最適なフレーミングを維持することができます。また、トラッキング精度が向上したことで、被写体がフレーム外に出た場合でも、再度捉えるまでの時間が短縮され、スムーズな映像が得られます。

顔自動検出モード

Osmo Pocket 3には、顔自動検出モードが搭載されており、Vlog撮影が一層簡単になりました。フレーム内に被写体が入ると、自動で顔を認識し、スムーズにトラッキングを開始します。これにより、一人での撮影でもプロフェッショナルな映像を簡単に撮影できます。

この機能は、特に一人で撮影することが多いVloggerやクリエイターにとって非常に便利です。Pocket 2でも自動追跡機能はありますが、Osmo Pocket 3の顔認識機能は、より精度が高く、追跡が途切れることが少なくなっています。また、複数の顔を認識することも可能で、グループでの撮影にも対応できます。

顔自動検出モードは、撮影の効率を高めるだけでなく、視覚的な魅力も向上させます。例えば、インタビューや会話形式の動画で、話者が動いてもカメラが自動的に追尾し、フレームから外れることなく撮影できます。また、設定も簡単で、カメラをオンにするだけで自動的に機能が有効になるため、初心者でも手軽に使いこなすことができます。

ダイナミックフレーミングモード

ダイナミックフレーミングモードでは、被写体をフレームの中心や決められた位置に固定しながら撮影できるため、撮影中の構図合わせの手間を軽減し、撮影効率を大幅に高めます。Osmo Pocket 3のインテリジェント機能は、クリエイティブな撮影をさらに簡単かつ効果的にします。

この機能は、特に動きのあるシーンや複雑な構図が求められる撮影において非常に役立ちます。例えば、被写体が移動し続ける状況でも、カメラが自動的にフレーミングを調整してくれるため、撮影者はカメラの操作に集中することなく、自然な映像を撮影することが可能です。

ダイナミックフレーミングモードは、プロフェッショナルな映像制作にも適しており、撮影後の編集作業を大幅に削減することができます。この機能を活用することで、複数の被写体を効果的に捉えたり、動きのあるシーンでも安定した映像を撮影することが可能です。また、構図の微調整を自動で行うため、撮影者の意図に沿った映像を簡単に得ることができます。

総合評価

高性能を求めるならOsmo Pocket 3

Osmo Pocket 3は、より高性能なセンサー、大型ディスプレイ、そして進化したインテリジェント機能を備えています。これにより、プロフェッショナルな撮影が求められるシーンや、複雑な映像表現を行いたいユーザーにとって最適な選択肢となります。特に、夜間撮影やスローモーション撮影、そしてSNSでの共有を頻繁に行うユーザーには、その機能性が大きなメリットとなります。

また、Osmo Pocket 3は、より多くの機能をワンボディに集約しているため、アクセサリーが少なくても多様なシーンで活用できます。これにより、クリエイティブなプロジェクトにおいても、そのパフォーマンスをフルに発揮することが可能です。さらに、Wi-Fiモジュール内蔵により、撮影後のプロセスもスムーズに行え、現場での作業効率も向上します。

手軽さとコストパフォーマンスを重視するならDJI Pocket 2

一方、DJI Pocket 2は、その軽量コンパクトなデザインと高いコストパフォーマンスが魅力です。日常の撮影や旅行中のスナップショットには、取り回しが良く、気軽に使用できる点が非常に便利です。また、初めてのVlogカメラとしても、その手頃な価格と性能のバランスが非常に優れています。

Pocket 2は、持ち運びやすさと価格のバランスを求めるユーザーに最適です。特に、軽量であるため長時間の撮影でも疲れにくく、日常的な使用や旅行に持って行くカメラとして理想的です。また、そのコストパフォーマンスの高さから、初めてVlogを始めるユーザーや、カジュアルに撮影を楽しみたい方にも適しています。

あなたに最適なカメラはどっち?

DJI Pocket 2とOsmo Pocket 3は、それぞれ異なる強みを持っています。Osmo Pocket 3は、より高性能な撮影が求められるシーンで活躍し、DJI Pocket 2は、手軽さとコストパフォーマンスを求めるユーザーに最適です。どちらを選ぶにしても、DJIのカメラは高品質な映像を提供し、あなたのクリエイティブな表現をサポートしてくれることでしょう。

Osmo Pocket 3を選ぶべき人

  • 高画質な映像を求めるクリエイター
  • 夜間撮影やスローモーション撮影を多用するユーザー
  • SNSへの即時アップロードを重視する人
  • 複雑な映像表現を求めるプロフェッショナル

DJI Pocket 2を選ぶべき人

  • 旅行や日常的な撮影をメインに考えている人
  • 軽量で持ち運びやすいカメラが欲しい人
  • 予算を抑えつつ、優れた性能を求める人
  • カジュアルなVlog撮影を始めたいユーザー

あなたの撮影スタイルや用途に合わせて、最適なカメラを選んでください。どちらを選んでも、DJIのコンパクトカメラはあなたのクリエイティビティを広げ、最高の映像体験を提供します。

スペック比較

項目OSMO Pocket 3DJI Pocket 2
発売日2023年10月25日2020年10月31日
シリーズDJI OSMO(オズモ)DJI Pocket
発売時の価格7万円台、Creatorコンボ: 9万円台4万円台、Creatorコンボ: 6万円台
センサー1型 CMOS1/1.7型 CMOS
画素数静止画: 3840×2160ピクセル6400万有効画素、最大記憶画素数: 9216×6912ピクセル
メモリーカードmicroSDXC(最大512GB)microSDXC(最大256GB)
レンズ20mm相当 F2.020mm相当 F1.8
ISO静止画&動画&スローモーション: 50-6400、低照度動画: 50-16000静止画&動画: 100-6400、スローモーション: 100-3200
オートフォーカスフルピクセルPDAF、ActiveTrack 6.0ハイブリッドAF、ActiveTrack 3.0
モニターOLED 2.0インチ(556x314px)、700ニト、回転式モニター(縦向き撮影)LCD 1.08インチ(240x220px)、500ニト
タッチパネル
シャッタースピード1/8000-1秒1/8000-8秒
静止画形式RAW(DNG)、JPEGRAW(DNG)、JPEG
動画機能4K 120/60fps、2.7K 120/60fps、フルHD 240/60fps4K 60fps、フルHD 240/60fps
HDR動画10bit HLG HDR2.7K 30fps、フルHD 30fps
最大ビットレート130Mbps100Mbps
ファイル形式48KHz 16bit AAC、MP4(HEVC/H.264)48KHz 16bit AAC、MP4(MPEG-4 AVC/H.264)
動画機能タイムラプス、モーションプラス、ハイパーラプスタイムラプス、モーションプラス、ハイパーラプス
手ブレ補正3軸メカニカルジンバル3軸メカニカルジンバル
防塵防滴仕様
内蔵フラッシュ
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac外部モジュールが必要
NFC
GPS
Bluetooth5.2外部モジュールが必要
オーディオマイク3つ、ステレオ録音マイク4つ、ステレオ録音
その他3×3パノラマ、美顔効果、インテリジェント機能、10bit D-Log M、自動軸ロック3×3パノラマ、美顔効果、AI編集
バッテリーLiPo 1300mAh、バッテリーハンドル対応LiPo 875mAh
バッテリーライフ166分(1080p/24fps)140分(1080p/24fps)
33.5mm30mm
高さ139.7mm124.7mm
奥行き/厚み42.2mm38.1mm
質量/重さ179g117g
インターフェイスUSB Type-CUSB Type-C
ABOUT ME
DJI博士
DJI博士
DJI製品をこよなく愛した者
DJI製品を7年以上使用しています。ドローンだけではなく、DJIのアクションカメラやポケット製品も使っており、機材はすべてDJI製品を使用しています。
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